側弯症について

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側弯症の定義と基礎知識

側弯症は、背骨(脊柱)が側方に曲がる状態を指します。通常、背骨は前から見ると直線的に伸びていますが、側弯症がある場合、この背骨が「S」形または「C」形の曲線を描くように変形します。側弯症は、脊椎の健康と機能に影響を及ぼし、重症の場合は心臓や肺などの内臓に負担をかける可能性があります。本稿では、側弯症の定義、原因、症状、診断方法、治療法について基礎知識を紹介します。

原因

側弯症にはいくつかの原因がありますが、多くの場合、明確な原因は特定されていません。これを「特発性側弯症」と呼び、10歳から15歳の思春期に最も多く発見されます。その他には、先天性の骨の異常、神経筋性疾患(筋ジストロフィー、脳性麻痺など)、感染症、外傷などが原因で発生することがあります。

 

側弯症の症状

側弯症の症状は軽度から重度までさまざまですが、以下のような兆候が見られることがあります。

  • 背中の一方が他方よりも高くなる
  • 服の着こなしが不均等に見える
  • 肩の高さが異なる
  • 腰の位置が非対称
  • 立った状態で腕と体の間に隙間が不均等
  • 重症の場合、呼吸困難や胸痛が発生することもあります。

側弯症の診断

側弯症の診断は、通常、視覚的検査と身体測定に始まります。疑わしい場合は、X線検査が行われ、背骨の曲がり具合(側弯角)を正確に測定します。場合によっては、MRIやCTスキャンが必要な場合もあります。

側弯症の種類

側弯症は大きく分けて次の三つのタイプに分類されます。

  1. 特発性側弯症: 最も一般的な形式で、特定の原因が見当たらない側弯症です。年齢別にさらに分類され、幼児期、小児期、思春期、成人期の特発性側弯症があります。特に思春期の特発性側弯症が最も頻繁に診断されます。
  2. 先天性側弯症: 出生時から存在する脊椎の異常によって引き起こされる側弯症です。脊椎が正常に形成されなかったり、融合してしまったりすることで発生します。
  3. 神経筋性側弯症: 筋肉または神経系の疾患に関連して発生する側弯症です。脳性麻痺、筋ジストロフィーなどの疾患が背景にあることが多いです。

進行度合い

側弯症の進行度合いは、主に脊椎の曲がり角度(コブ角)によって評価されます。角度が大きいほど、側弯症の進行度は重いとされます。

  • 軽度: コブ角が20度未満。多くの場合、目立った症状がなく、経過観察が主な対応となります。
  • 中等度: コブ角が20度以上40度未満。身体の不均等が顕著になり、背中の装具を用いた治療が検討されることがあります。
  • 重度: コブ角が40度以上。身体への影響が大きく、手術的治療が必要になる場合が多いです。

 

側弯症の治療

側弯症の治療方法は、側弯の程度、成長の余地、原因によって異なります。軽度の側弯症では、定期的な観察と経過観察が行われることが多いです。成長期にある子供の場合、進行を遅らせるために背中の装具を使用することがあります。重度の側弯症の場合は、脊椎固定術などの手術治療が必要になることがあります。

 

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