マウンテンローレル(Mountain Laurel)
投稿者 :リンクプロ on
学名
- Kalmia latifolia
科名
ツツジ科(Ericaceae)
使用目的
-
外用:
- 頭部白癬(tinea capitis)
- 乾癬(psoriasis)
- ヘルペス(herpes)
- 二次梅毒(secondary syphilis)
安全性
-
経口摂取: 危険
- マウンテンローレルの葉は刺激性があり、心停止、呼吸不全、さらには死亡を引き起こす可能性があります (18)。
- 外用: 信頼できる十分な安全性情報がないため、使用は推奨されません。
-
妊娠および授乳中: 危険
- 経口摂取時には安全ではありません (18)。外用に関する安全性情報も不足しているため、使用を避けてください。
副作用
-
一般的な副作用(経口摂取時):
- 口腔や胃粘膜の痛み
- 唾液分泌の増加
- 冷や汗
- 吐き気、嘔吐、下痢
- 感覚異常(しびれなど) (18)
-
その他の影響:
- めまい
- 頭痛
- 一過性の視力喪失
- 筋力低下や協調障害、けいれん
- **徐脈(心拍数低下)**や不整脈
- 血圧低下
- 心停止や呼吸不全が進行すると死亡に至る可能性があります (18)。
有効性
- マウンテンローレルの有効性に関する信頼できる十分な情報はありません。
投与量と使用法
-
成人(外用):
マウンテンローレルは現在、ホメオパシー製剤のみで入手可能です (18)。
相互作用
- 薬物、サプリメント、疾患、検査との相互作用: 現時点で既知の相互作用はありません。
作用機序
-
有効成分:
- 使用される部分は新鮮または乾燥した葉です。
- 主成分: アンドロメダン誘導体(Andromedan derivatives)、フラボノイド、アシルフロログルシノール(Acylphloroglucinols) (18)。
-
ナトリウムチャネルへの作用:
アンドロメダン誘導体はナトリウムチャネルに作用し、興奮性細胞の閉鎖を防ぐことで伝導を抑制します (18)。- **グラヤノトキシン I(Grayanotoxin I)**やアシルフロログルシノール成分には細胞毒性がある可能性があります (4145)。
注意事項
マウンテンローレルの経口摂取は生命に関わる危険性があるため厳禁です。また、外用についても安全性に関する十分な情報がないため、使用は避けるべきです。
References
See Monograph References
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- タグ: サプリメント