学名
Dipsacus fullonum(別名:Dipsacus sylvestris)
科名
スイカズラ科(Dipsacaceae)
⚠ 注意事項
「ボーンセット(Boneset)」とは異なるため、混同しないようにしてください。
概要
テーゼル(Teazle)は、2年草の開花植物です。
- 最大2.5メートルまで成長し、茎にトゲがあるのが特徴です。
用途
外用として以下の目的で使用されることがあります。
- 傷の治癒(創傷治癒)
- 乾癬(Psoriasis)
- 変形性関節症(Osteoarthritis)
- 関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis, RA)
安全性
- 十分な信頼できる情報がなく、安全性は不明。
- 妊娠・授乳期の使用は避けることが推奨される。
副作用
- 現在までに副作用の報告はない。
- ただし、安全性に関する詳細な評価が行われていない。
効果
- テーゼルの効果については、信頼できる十分な情報がない。
使用方法と投与量
成人
標準化と製剤化
相互作用
薬との相互作用
-
抗コリン薬(Anticholinergic Drugs)との相互作用
- 相互作用レーティング:中程度(Moderate)
- 重症度:中程度(Moderate)
- 発生可能性:あり(Possible)
- エビデンスレベル:D(低い)
- テーゼルの抽出物はアセチルコリンエステラーゼの活性を阻害する可能性があるため、抗コリン薬と併用すると相互作用が発生する可能性がある。
-
コリン作動性薬(Cholinergic Drugs)との相互作用
- 相互作用レーティング:中程度(Moderate)
- 重症度:中程度(Moderate)
- 発生可能性:あり(Possible)
- エビデンスレベル:D(低い)
- テーゼルの抽出物にはアセチルコリンエステラーゼ阻害作用があり、コリン作動性薬との併用で副作用のリスクが高まる可能性がある。
サプリメントとの相互作用
疾患との相互作用
臨床検査との相互作用
過剰摂取(オーバードーズ)
- テーゼルの毒性に関する信頼できる十分な情報がない。
市販製品
- テーゼルを含む市販製品が存在するが、詳細情報は不明。
薬物動態(ファーマコキネティクス)
作用機序(メカニズム)
適用部位
- 葉と根が利用される。
- 根には葉よりも多くのイリドイド成分(Monoterpene iridoids)が含まれている。
- 葉と根にはクロロゲン酸(Chlorogenic acid)が豊富に含まれる。
作用
-
抗菌作用
- 大腸菌(Escherichia coli)や黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)に対する抗菌活性がある。
-
抗酸化作用
- 葉の抽出物は、根の抽出物よりも強い抗酸化作用を示す。
-
コリン作動性作用
- アセチルコリンエステラーゼを阻害する作用があり、根の抽出物の方が葉の抽出物よりも強い効果を持つ。
まとめ
✅ テーゼルはトゲのある2年草で、創傷治癒や関節疾患の外用薬として使用されることがある。
✅ 抗菌・抗酸化・アセチルコリンエステラーゼ阻害作用があると考えられる。
✅ 安全性に関する十分な研究がないため、妊娠・授乳期の使用は避けるべき。
✅ 抗コリン薬やコリン作動性薬との相互作用に注意が必要。
✅ 内服や高用量での使用に関するデータが不足しており、使用には慎重を期すべき。