シマルーバ(Simaruba)

投稿者 :リンクプロ on

学名

  • Simarouba amara(別名:Quassia simarouba)

科名

  • ニガキ科(Simaroubaceae)

概要

シマルーバは、カリブ諸島および南アメリカ北部に自生する植物です。

🔹主な特徴

  • 伝統的に下痢、胃腸障害、マラリアなどの治療に使用されてきた
  • しかし、これらの効果を裏付ける科学的根拠はない
  • 経口摂取の安全性は不明
  • 既知の主要な相互作用はない

💊 一般的な用途

シマルーバは、経口摂取で以下の症状に使用されることがあります:

  • 下痢
  • 赤痢
  • マラリア
  • 浮腫
  • 発熱
  • 胃腸障害
  • 強壮剤として使用
  • 堕胎目的で使用

ただし、これらの効果を支持する信頼できる研究は存在しません。


⚠ 安全性

「経口摂取時の安全性に関する信頼できる情報が不足している」

⚠ 妊娠・授乳中

🚨 「妊娠中の経口摂取はおそらく危険」

  • シマルーバには堕胎作用がある可能性があるため、妊娠中の使用は避けるべき(18,4500)。
  • 授乳中の安全性に関する情報は不足しているため、使用は推奨されない。

⚠ 副作用

一般的な副作用

  • 大量摂取すると、嘔吐を引き起こすことがある(18)。

消化器系への影響

  • 下痢を改善するとされているが、過剰摂取による胃腸障害のリスクがある。

⚠ 効果(有効性)

🔹 「信頼できる十分な証拠がない(INSUFFICIENT RELIABLE EVIDENCE)」

  • 下痢、胃腸障害、マラリアなどの伝統的な使用はあるものの、有効性を裏付ける科学的根拠は不十分

⚠ 用法・用量

標準的な用量に関する信頼できる情報が不足している。


⚠ 医薬品・サプリメントとの相互作用

医薬品との相互作用:なしサプリメントとの相互作用:なし特定の疾患との相互作用:なし臨床検査への影響:なし


⚠ 過剰摂取(オーバードーズ)

シマルーバの毒性に関する信頼できる情報は不足している。


📌 シマルーバの有効成分

使用部位

  • 樹皮(Bark)

含有成分

  • タンニン(20〜27%)
  • シマルビン(Simarubin)
  • 精油(Essential oil)
  • 脂質(Fat)
  • 苦味成分(Quassinoids)
    • シマロリド(Simarolide)
    • シマルビジン(Simarubidin)
    • 13,18-デヒドロ-グラウカルビノン(13,18-dehydro-glaucarubinone)
  • アルカロイド(詳細不明)
  • 5-ヒドロキシ-カンチン-6-オン(0.1〜0.2%)
  • 揮発性油(Volatile oil)

抗下痢作用

  • シマルーバの抗下痢作用は、樹皮に含まれる高濃度のタンニンによる可能性がある(18)。

⚠ まとめ

伝統的に下痢や胃腸障害、マラリアの治療に使用されてきたが、科学的根拠は不十分。
副作用として、大量摂取により嘔吐を引き起こす可能性がある。
妊娠中は堕胎作用の可能性があるため、経口摂取は避けるべき。
安全性や有効性に関する研究が不足しており、使用には慎重になるべき。

References

See Monograph References


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